こんにちは!石垣島在住、平日OL/休日ダイバーの柏木ちゃんです!
石垣島に旅行に来た(これから行く)ので綺麗な海で泳ぎたい!
でもビーチがたくさんありすぎてどこに行ったらいいかわからない・・・
と悩んでいませんか?
そんな人のために、ダイビング歴10年、石垣島在住3年の柏木ちゃんが
ここに行けば間違いない!と思うビーチをひとつだけ紹介したいと思います!
この記事は以下のような人におすすめ
・ツアーだとお金がかかるので自分たちでシュノーケリングがしたい人
・石垣島でシュノーケリングするのにどこに行ったらいいかわからない人
・米原ビーチに行ってみたいけど不安な人
・サンゴや魚がいるとことろで泳ぎたい人
米原ビーチでの個人シュノーケリングには注意点もあるので必ず最後まで読んでね
石垣島で個人でシュノーケリングするのにおすすめのビーチは?
石垣島にはたくさんのビーチがあり、検索するとたくさんのおすすめが出てくるかと思いますが、
柏木的おすすめは、ずばり!米原ビーチです!
米原ビーチは石垣島の中でも有数の有名ビーチで、すでにご存じの方も多いのではないでしょうか?
実は、柏木はずっと
米原ビーチは観光客向けのビーチでしょ?
観光客向け=島の人は行かない大したことないビーチなんでしょ?
それよりもっと穴場の秘境ビーチに行きたいよ~~~
などと考えていて、米原ビーチに行ったことはありませんでした。
しかし!移住3年目にして満を持して米原ビーチへ!
今まで私が行っていた秘境ビーチより魚がいる!!??
しかも設備も綺麗で街からも遠くない!
米原ビーチ最強説が柏木の中で急浮上したのでした。
米原ビーチが最強な理由5つ
では早速、米原ビーチが個人でシュノーケリングをするのに最強な理由を説明します。
オススメポイント①魚がたくさんいる
石垣島でシュノーケリングをするのに米原ビーチが一番だと思う最大の理由が
「魚がたくさんいるから」です。
石垣島にはシュノーケリングができるビーチがたくさんありますが
その中でも米原ビーチの魚影の濃さは他を圧倒しています。
米原ビーチの沖はダイビングスポットにもなっていますよ。
波打ち際から海に入っていくと最初は砂地が広がっています。
海に入ってすぐ、ボラやアジの仲間がたくさん群れています。
沖に向かって泳いでいくとだんだん岩やサンゴが増えてきます。
こんな大きな魚が泳いでいることも。こちらはムネアカクチビというフエフキダイの仲間。
いろんな種類の魚がたくさん泳いでいます。
スズメダイの仲間も多く、まるで水族館のよう!クマノミもいます(^^)/
オススメポイント②ビーチからサンゴ礁までが近く、干潮時でも泳ぎやすい
遠浅のビーチでは干潮時、沖の方の泳げるところまでかなり歩かないといけない場合があります。
一方米原ビーチでは、干潮時でもある程度の深さ(といっても膝くらいの水位)があるため
干潮時でもビーチからすぐに泳ぎ始めることが可能です。
また、波打ち際の砂浜からサンゴ礁までの距離が近く、
沖まで泳いでいかなくてもサンゴ礁やそこに住む生き物を見ることができます。
陸から離れ沖に向かうということはその分危険も増えるということ。
ビーチから離れずにサンゴ礁に行けるというのは大きなメリットです。
サンゴ礁が近いということは、砂浜は少し狭めということです。
内地の海水浴場のようにどこまでも砂が続いている海ではありません。
小さなお子様連れや、砂浜でちゃぷちゃぷ海水浴がしたい人は
他のビーチの方がいいかもしれません。
オススメポイント③トイレ、シャワールームが無料で使える
米原ビーチにはトイレと、シャワールームがあります!
しかも無料!
これらが無いビーチの場合、トイレは海でするか我慢するか陰に隠れてするかしかありません・・・
そしてシャワーは水を持参する?それともそのまま帰る?その場合着替えは??車濡れる??
そして着替えは外でするしかありません!誰も来なければいいけど・・・
と考えることだらけ。
慣れている場合は良いですが、初心者の方には難しいでしょう。
いや、慣れていても、できることならトイレとシャワールームがあるビーチに行きたいです。
オススメポイント④人がたくさんいて安心
「人がたくさんいる=安全」ではないのでご注意いただきたいのですが、
ちょっと想像してみてください。
自分たち以外に誰も人がいないビーチで泳ぐの、怖くないですか?
万が一事故が起きた場合、だれが通報するのでしょうか。
他に誰もいないビーチで泳ぐということは、すべてを自分たちで対処する必要があるということです。
それでもやっぱり誰もいない穴場ビーチで泳ぎたい!という人は、
米原ビーチは朝は比較的空いているのでオススメです。
オススメポイント⑤駐車場が広くて綺麗
米原ビーチには広くて綺麗な駐車場が併設されています。
有料(1日500円)ですが、500円で1日安心して車を置いておけるなんて安いものでしょう。
穴場のビーチでは駐車場はない場合がほとんどで、車上荒らしも発生しています。
せっかくの旅行で嫌な気持ちにならないためにも、ぜひ500円払って安心を取りましょう。
米原ビーチの注意点
石垣島で個人でシュノーケリングするのに米原ビーチはメリットだらけですが、注意点もあります。
これは米原ビーチに限らず、
個人でシュノーケリングをするなら必ず頭に入れておきたい内容でもありますので
このページをご覧になっている方はぜひ最後まで読んでください。
注意点①危険生物に注意
シュノーケリングは海で気軽に遊べるレジャーですが、海には危険な生物がたくさんいるのも事実。
ここでは私が実際に米原ビーチで遭遇したことのある危険生物を紹介します。
ゴマモンガラ
米原ビーチで最も注意していただきたいのがこのゴマモンガラです。
大きな体で、あからさまにこちらを睨んだり威嚇してくるのでいたらすぐにわかると思います。
ゴマモンガラは縄張り意識がとても強く、
特に繁殖期である6~8月は縄張りに入る生き物には人間だろうと容赦なく攻撃してきます。
ゴマモンガラの噛む力は貝がらやサンゴをかみ砕くほどです。
海でゴマモンガラに出会ってしまったら決して近づかず、速やかに離れましょう。
ゴマモンガラの縄張りは筒状で上下にも広がっているため、
逃げる際は水面に逃げるのではなく泳いで横方向に離れるようにしましょう。
ムラサメモンガラ
ムラサメモンガラもゴマモンガラと同じく縄張り意識が強いため、
繁殖期に縄張りに近づくと噛みついてきます。
ゴマモンガラに比べ小型であるため危険度はゴマモンガラよりも下がりますが、
ムラサメモンガラのいるあたりで立とうとすると噛まれる場合がありますので
見かけたら離れるのが安全かと思います。
ダツ
水面近くを泳いでいるくちばしのとがった魚です。
キラっと光るものに突進する習性を持ち、特に夜のシュノーケリングやダイビングでは
絶対にライトを水面と平行に照らさないよう注意が必要です。
実際に人間に刺さる事故も起きているので気を付けましょう。
※検索すると画像が出てくるので注意してください。恐怖です。
昼間は周りが明るいので夜ほど注意は必要ないかもしれませんが、
アクセサリーの反射に反応する場合もあるようです。
見かけたら離れた方が無難でしょう。
イソギンチャク
クマノミが住んでいるイソギンチャクは一見ふわふわして気持ちよさそうですが、
刺胞動物という生き物で触ると刺胞から毒針が発射されます。
イソギンチャクに限った話ではないですが、海の中の生き物には触らないようにしましょう。
イソギンチャクに気づかず接触してしまったことがありますが、
触れたところが蕁麻疹のようになり今まで経験したことのない痒みが1か月近く続き、
ボツボツと跡も残ってしまいました。。。
注意点②サンゴを踏まない、触らないように注意
二つ目の注意点は、「サンゴを踏まない、触らない」です。
米原ビーチは波打ち際のすぐ近くからサンゴ礁が楽しめますが、注意も必要です。
これには二つの理由があります。
サンゴ礁の保全のため
サンゴは岩のように見えるかもしれませんが、
サンゴもイソギンチャクと同じく刺胞動物という動物です。
米原ビーチに見られるようなサンゴ礁は、数十年、数百年の歳月をかけて成長した姿なのですが、
人間がサンゴの上に立つことによりポキっと簡単に折れてしまいます。
絶対に、サンゴの上には立たない。蹴らないようにしましょう。
もし途中で立ちたくなった場合は、このような上が平らになっているサンゴに立つようにしましょう。
このようなサンゴであれば折ってしまう心配はありません。
自身が怪我をしないため
サンゴは、イソギンチャクと同じ刺胞動物です。つまり、触ると毒針が刺さります。
わざと触ることが無くても
泳いでるうちに足に当たってしまったり、
岩に捕まるつもりでサンゴに捕まってしまったり、、、
思わぬ怪我を防ぐためにも、
シュノーケリングをするときはラッシュガードなどで長袖長ズボンを身に着けておくと安心です。
注意点③離岸流に注意
3つ目の注意点は、離岸流です。
離岸流とは、サンゴ礁の割れ目から海水があふれ出るように流れる沖へ向かう強い潮流のことで、
離岸流に捕まると流れに逆らって陸まで戻るのはプロの水泳選手でも困難とされています。
米原ビーチでも、海に向かって右側と左側は離岸流の発生ポイントとなっており危険です。
ビーチ付近では問題ないので、あまり沖まで泳ぎすぎないようにしましょう。
波が立っている場所がサンゴ礁の終わりです。そこまで近づくのは沖に出すぎです。
万が一離岸流に流されてしまった場合は、流れに逆らっても勝てません。
陸地へ向かうように泳ぐのではなく、陸地と平行に泳ぎ、流れから抜け出すことを考えましょう。
注意点④しっかり道具を準備しよう
4つめの注意点は、道具についてです。
先にも書きましたが、一般的に海水浴と聞いてイメージするような
砂浜で浮き輪やビーチボールで遊ぶような海水浴場ではありません。
特別ないい道具を揃える必要はありませんが、最低限の道具は安全のために必ず用意してください。
シュノーケリングの道具
シュノーケリングのために必ず必要なもの。
米原ビーチではレンタルも行われています(有料)。
・フィン
・マスク
・シュノーケル
・ライフジャケット
※足がつかない場所が多いので、お子様やシュノーケリングに不慣れな方は必ず身につけましょう。
安全のために必要なもの
無くてもシュノーケリング自体はできますが、個人的には必須と思っているアイテム。
・ラッシュガード
長袖のものと、レギンスのような履くもの。
サンゴやクラゲによる怪我を防いだり、日焼け対策にもなります。
ラッシュ無しでビキニだけの装備で大型の魚を目の前にすると正直かなりビビります。
何もされなくても守備力不足を実感します。
絶対に装備しておいた方がいいでしょう。
・靴下やマリンシューズなど履くもの
砂浜でサンダルを抜いで海まで歩く間、サンゴのかけらの上を歩かないといけない場合
裸足だとかなり痛いです。
靴下を履いていればそのままフィンを履くことも可能。
シュノーケリングはしないけどビーチで遊びたい場合も、裸足でサンゴを踏んでしまうと
刺さってかなり痛いので必ずマリンシューズを履きましょう。
まとめ
最後に、
石垣島で個人でシュノーケリングをするのに最もオススメなビーチについておさらいしましょう!
石垣島で個人でシュノーケリングをするのにオススメのビーチは?
ずばり、米原ビーチ一択!
米原ビーチのオススメポイントは?
①魚がたくさんいる
②ビーチからサンゴ礁までが近く、干潮時でも泳ぎやすい
③トイレ、シャワールームが無料で使える
④人がたくさんいて安心
⑤駐車場が広くて綺麗
米原ビーチの注意点は?
①危険生物に注意
②サンゴを踏まない、触らないように注意
③離岸流に注意
④しっかり道具を準備しよう
繰り返しになりますが、
石垣島でシュノーケリングがしたいけれどどこに行ったらいいかわからない!という方は
とりあえず米原ビーチに行っておけば間違いないです!
注意点も頭に入れたうえで、
ぜひ石垣島旅行、シュノーケリングを楽しんでくださいね😊